まとめ
ここまでが私の予想法である。どんな予想法にも絶対という文字は存在しない。しかし、展開と調教を見極めていけば、多くの場合当てはまる状況が存在する。どういった、予想が良いなどとは決して言えない。より確率の高いものが、もっとも良い結果を生み出す。サイン読みやオッズを否定するわけではないが、万馬券を取るのがすべてではなく、獲れると思えるレースで大きな勝負ができる自信が勝利を生み出す。そしてまた、人気に左右されず、自分の読みで取れた高配当馬券は、また喜びも大きい。そして、この予想は、一朝一夕でできるようになるものではないと思う。最初は重賞予想だけ、もしくは特別レースを1レースのみを時間を一杯使って予想することだ。慣れてくれば、時間も早くなる。少しづつ、あなたのものにして欲しい。そして、とにかく、数多くのレースの予想をこなすことで、競馬場の特性や、それぞれの馬の特性に気付き自分なりの競馬理論が出来上がり、ここには書いていない新しい事にも気付くかもしれない。最後になるが、この文書に書いたことが当然すべてではない。競馬は奥が深く、どれほど自信を持っていても思いもよらぬ結果で終ってしまう可能性もある。何十万というお金をつぎ込んでも外れることだってある。しかし、外れたレースの中には次に取り返すヒントが隠されていることもあることを踏まえ、頑張って欲しい。
荒木 康徳
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