むこうずね


主として前肢に発生するもので、管骨の前面の骨膜炎と総指伸腱の炎症の二通りあるが、これを俗に“むこうずね”といっている。“ムコウゾエ”とか、単に“ソエ”と言うのも同じことである。若馬がかかりやすく、急激な強い調教を行うとできやすい。初期のうちなら運動を軽くしたり、患部を冷却することで治癒するし、また焼烙療法で治すこともできる。休むことなく焼烙療法をしながら調教することを焼き乗りといっている。


[戻る] [Home]