別定重量
(べっていじゅうりょう)


馬齢、性、収得賞金、勝利度数などによって算出される負担重量をいう。現在中央競馬で行われている別定重量には次の二つがある。基礎重量を定め、これに過去の収得賞金、勝利度数、あるいは特定の競走の勝利によって加増する方法と、牝、牡の間だけに差をもうけるが、全馬に一定の重量を負担させるものとがある。は上位馬が下位馬より一定の条件にしたがって、自動的に重い重量を負担する仕組みで、オープン、勝ち入り競走などの一部の一般競走と大部分の特別競走(ハンデ戦を除く)及び重賞競走に採用されている。は普通定量といわれるもので、優勝劣敗の原理が根底にある。この定量制は2歳の重賞の一部、3歳のクラシック競走及び秋華賞とそのトライアル競走、天皇賞、有馬記念、ジャパンカップなど重賞競走の根幹レースに採用されている。


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