夏負け (なつまけ)
馬は暑さに弱い動物で、そのため気温の上がる夏に起こる一種の病気である。症状は顔面とくに眼の周囲、鼻梁側の部分の毛がはげて、つやつやと光って汗が出なくなり、少し運動をすると呼吸を弾ませるため軽い運動しか出来なくなる。牡馬の場合ひどい時には“夏キン”といって睾丸が大きくふくれあがる。治療として決定的に有効な方法はなく、休養させて涼しくなるまで待つことが必要とされている。
[戻る] [Home]