差す
(さす)


馬の脚質のひとつで、先行馬群を射程圏に入れて進み、直線の勝負で速い足を使い前にいる馬をかわす。目標にした馬をキッチリ捕らえたとき差し切ると言い、及ばなかったとき差し届かなかったという。また、一旦先頭に立った馬が後方から来た馬に並ばれ、あるいはかわされてから再び巻き返して先着したとき差し返すという。


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