検疫
(けんえき)


家畜伝染病予防法に定められた「輸出入検疫」については、馬の場合、基本的には輸出時には5日間、輸入時に10日間の繋留検査が実施されている。日本での国際レースに出走する外国馬は、すべて二国間協定による5日間の入国検疫で出走出来る。海外遠征をした日本馬は、帰国後5日間の動物検疫のあと、3週間の視察検疫が必要。96年9月30日に「要望があれば、JCに出走する他の外国馬と同じ扱いとして出走が可能」と一部緩和が発表された。ジャパンカップ等の国際招待競走に出走する外国馬については、競馬学校内にある国際厩舎地区が、繋留検疫の施設として使用されている。また、牧場からトレセンまたは競馬場に入厩する際にも、数時間から1日の間“検疫馬房”に拘束され検査されることになっている。


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